さぬきうどん 野の香

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エンドー豆腐の『羽衣手揚げ』

野の香の『きつねうどん』に乗っている大きなお揚げは、静岡市清水区三保の『エンドー豆腐』さんから直送してもらっています。先日、作業場を見学させていただきました。

野の香できつねうどんをメニュー化するにあたって、数多くの油揚げを試食しましたが、「これだ!」と直感で決めたのが、エンドー豆腐の『羽衣手揚げ』でした。「こんなに美味しい油揚げは食べたことがない」と思えるほど、衝撃的なおいしさなのです。

『羽衣手揚げ』の特長は、"二度揚げ"していること。80℃の低温で揚げたあと、もう一度高温で二度揚げすることによって、ふわっとした食感に仕上がるんだそうです。
浮いてきたら何度もひっくり返す、手間のかかる作業。
工場で大量生産するのとは、作り方がまったく違うんですね。
一枚一枚手作りだからできる、美味しさの秘訣。実際に見学させてもらって、「なるほど」と納得しました。

職人さんにお話を伺いました。

「その日によって、生地がちがう。伸び方もちがうし、揚げる時間も変わってくる。『大きくなぁれ、大きくなぁれ』と呪文を唱えながら揚げている(笑)。揚げられるようになるまでには時間がかかったし、半分泣きそうになった。油揚げは奥が深い。」

その日によって、生地が伸びたり、伸びなかったり...。
うどんもそう!同じように作っていても、気温や湿度によってまったく出来がちがう。だから毎日作っていても飽きないし、面白いんです。

『羽衣手揚げ』に使っている大豆は、佐賀県産の『フクユタカ』。
「値段は一番高いけど、"身が付く"(しっかりした食感になる)のでこれを使っている」とのことでした。原材料にも、こだわりがあるんですね。

エンドー豆腐の創業は明治時代。現社長(遠藤明美さん、4代目)の"おばあさんの親"が食料品屋をやっていて、近所から頼まれて豆腐を作っていたのが、そもそもの始まりだったとのこと。
そこも、讃岐のうどん屋(製麺所)と歴史がそっくり!!
豆腐(油揚げ)とうどんって、意外と共通点があるものですね。

店名 エンドー豆腐
TEL 054-334-0708
住所 静岡市清水区 三保3253
アクセス
営業時間
定休日

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