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古墳めぐり

光明山古墳(10次調査)現地説明会

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天竜の光明山古墳
今回の調査で古墳の全長が83mと確定。5世紀半ばの遠州地域では最大のものだそうです。
学術員さんの説明でわかりやすかったのは、「今でいえば、静岡県知事クラス」の被葬者が祀られているということ。なるほど。県知事なら当然、中央政府との関わりもあっただろうし、古墳の設計図も手に入れられたのでしょう。
この古墳の墳形の特徴は、近畿の大王墓(上石津ニサンザイ古墳誉田御廟山古墳)に極めて形が似ていること。おそらく同じ設計図を基に、縮小サイズの古墳がつくられたのでしょう。
もう一つ光明山古墳の特徴は、出土する埴輪が「円筒形」「朝顔形」に限られること。作りとしては「須恵器」の技術に近い、つまり大陸(朝鮮半島)からの技術を取り入れたものであるとのことでした。
説明会に参加して、いろいろ勉強になりました。
しかし、学術員の皆さんの知識ってすごいな。











#光明山古墳
#10次調査
#現地見学会
#2018年11月23日

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