この記事を流し読み
読書ノート【2020年3月16日~22日】
■「感染症パニック」を防げ!/岩田健太郎
・リスクを減らし、かつ不要なパニックを誘発しないリスク・コミュニケーションが大切。
・メッセージが相手に届くことが目的。
・「どのくらい恐れろ」と言うべきか。「どのようなコミュニケーション」をとるべきか。それは「人の心に届く」メッセージか。
・多くの人は、怖いところと怖くないところを理解しないまま怖がる。
・パニックはクールで理性的な対応を難しくし、人々はよけいな苦労に苦しむ。
・流行初期に状況を正確に把握するのは難しい。
・「不要不急な外出の制限」というリスク対応は、「経済活動の縮小」というもう一つのリスクを生み出す。
・リスクは「あちらを立てれば、こちらが立たない」。「こうすれば正しい」という正論はない。
■Think Smart/ロルフ・ドベリ
・結論。あなたのものの見方が主流だと思い込まないようにしよう。
・計画を立てると、心が安定する。ひとつの課題を、20~50に細分化する。
・理由が一言あるかないかで、180度変わる。人間は理由を知りたがる。
・情報が多すぎると決められなくなり、決断の質も下がる。考えすぎると、うまく動けなくなる。
■45歳からは「眠り方」を変えなさい/田中俊一
・いかにいい睡眠をとるかが、いかにいい人生を送るかに直結する。
・ベストの睡眠時間は7~8時間(7.5時間)。
・成功者は40過ぎからよく眠る。
・40代は体のターニングポイント。
■日本の国難/中原圭介
・世界中の人々の借金が増えすぎている。借金バブル。いずれ反動(世界同時不況)がくる。
・日本人の消費動向は、実質賃金の増減に大きく左右される。
・可処分所得が増加していく展開は、まったくというほど期待できない。
・世界経済の成長の原動力は、アメリカ人の旺盛な消費が握っている。
■街道をゆく①甲州街道、長州路ほか/司馬遼太郎
■アレルギーは腸から治す/林隆博
・免疫細胞の7割は腸内にある。
・腸内を改善する(腸を鍛える)には、善玉菌を摂取するしかない(プロバイオティクス)。200gのヨーグルトに、200億個の善玉菌が存在する。
■体力の正体は筋肉/樋口満
・体力を支えるのは「筋力」と「全身持久力」。
・下半身と体幹の筋肉を鍛えなさい。
・疲れとは、活性酸素によって攻撃された脳の疲労が原因。
・何歳になっても筋力は高められる。トレーニングは途中で止めると効果なし。