食べある記【薬研堀 八昌】@広島
初めての「広島風」お好み焼き。←この言い方で合ってる??
薬研堀 八昌。以前にTVで観て、一度は行ってみたいと思っていた名店です。
並ぶと聞いていたので、16:00オープンに合わせて、15:00頃から店前のベンチで待機。
そば肉玉(チーズ入り)
16:00の開店と同時に入店。決して広くはない店内に、馬鹿でかい鉄板が鎮座しております。
緊張しながらカウンター席に座り、基本のそば肉玉(チーズ入り)注文してしばし待つ。
店内は、あっという間に満席になりました。平日の昼間なのに、すごいなぁ。
お好み焼き以外にも、牛バラ焼きとか、牡蠣焼き(←うぉー!!!)とか、めちゃくちゃ美味そうな逸品が目白押しでした。周りを見ると、ビールを片手にアツアツのお肉を頬張る姿も。ビールを飲める人がうらやましい~。自分は、この後もう一軒お好み焼き屋に行く予定だったので、その他の料理は断念。いや、牡蠣、牡蠣、牡蠣…。
お、オタフクのお好みソースね。
生地をクレープのように、薄ーく伸ばしていくわけですね。これ、見てると簡単そうに見えるけど、めちゃくちゃ高度な技術だよな。
薄く延ばされた生地の上に、これでもかと大量のキャベツ、モヤシと天かす。そして塩をパラパラ。これはド迫力ですな。
その上に豚肉が乗り、つなぎ(?)の生地をたらーり。これがどういう風に仕上がるんだろう?この時点では、想像もつきません。
至近距離から、もう一度撮影。うーむ、ラーメンで言えば二郎(笑)。
そして、この状態からヘラでクルッとひっくり返し、別に焼いた焼きそばの上にポンッと乗せる(A)。
玉子を薄く延ばして焼き(チーズ入りなのでチーズも入る)、その上に(A)を乗せる。
それをさらにクルッと裏返し、ソースを塗って、青海苔をかけて完成。
お品書きに20~30分かかると書いてあったけど、たしかに出来上がるまでちょうど30分。これは姿勢を正し、心していただかなくてはなりません。
おー、手早い調理なので、玉子は半熟のトローリ状態。チーズはチェダーチーズかな?濃厚な味がまた良し。
皮はクレープのようなふっくら・しっとり感ではなく、カリッとした食感で、あえて言えばチャパティのような感じですかね。
皮はパリッと、キャベツはしっとり、焼きそばはしっかり焼かれて歯応え抜群、その上に玉子とチーズのトローリ感。いろんな食感が一度に口の中に入ってきて、もう何が何だかわからない(笑)。いや美味いんです。感動するおいしさです。絶妙のハーモニーといっても過言ではない。
見た目もほんとに美しいですよね。
とにかく、調理されている間中、職人さんの一挙手一投足に目が釘付けでした。
目の前で調理されるエンターテインメント性、ジュージュー音(シズル感)と、香ばしい匂い。
お客さんを楽しませるためのすべての要素が含まれる、最高の娯楽ですよね、これは。
いやぁ、感動しました。来てよかったわ、ほんと。