うどんメモ【さぬきうどん野の香】
7月、8月の土曜夜限定。板屋町ラボラトリーとのコラボメニュー、汁無し担々麺っぽいうどん。その名も『ラボののタン』。
本場四川省では、もともと天秤に担いで売り歩いたことから「担ぐ」と書いて「担々麺」という名前になったとか。
麺は、かん水の入った中華麺ではなく、むしろうどんに近いものだったらしいということから、汁無し担々麺の原型を再現してみようということで始まったこの企画。
①限定 ラボののタン(7/27)
辛さ小、しびれ小。
構成はいたってシンプル。茹でたての細麺(うどん)に、ラボラトリー特製の醤油タレ、ラー油、肉みそ(脂身の少ない豚挽き肉)、カシューナッツ、ねぎ、水菜 、芽菜(ヤーツァイ)。そしてポイントは、挽きたての花椒(ホアジャオ)。この中国山椒が入ると、一気に本場っぽくなります。行ったことないけど。
ラボラトリー特製のタレが美味いんだよね。何とも言えぬ、深い味わい。細切りうどんとの相性もいいと思います。ただちょっとタレの量が少ない感じ。もっと多くてもよかった。
そして、麺を食べた後のお楽しみ。いわゆる追い飯なんですが、イリコ出汁を注いで、“雑炊風”にして食べるという趣向。
うん!タレと和出汁との相性がすこぶるよろしい。これは新発見でした。美味いです。最後の一滴まで残さず完食。ボリュームもあって、満足。
②限定 ラボののタン(8/11)
2回目のラボののタン。今回も、辛さ小、しびれ小。
今回はタレを増量し、これぐらいがちょうどいいかも。麺とのカラミもばっちり。花椒の鮮烈な香りとしびれは、ちょっと中毒性がありますね。
追い飯。この挽き肉がまたウマい、うまい。肉みそ作りにも、相当手間ひまをかけていると思います。味の奥行が深いです。
出汁割り雑炊も美味し。満足です。
おでんの平天(ひらてん)。出汁がしっかりしみていて美味かった。