この記事を流し読み
読書ノート【2019年9月30日~10月6日】
■「異形」の古墳/高田貫太
・5世紀終わりから6世紀前半。朝鮮半島西南部「栄山江」流域に、前方後円墳が築かれた。
・栄山江流域の首長が、前方後円墳というモニュメントによって倭とのつながりをアピールし、自らの主体性を守ろうとした。百済への対応という思惑。
・いにしえから両地域(日本と韓国)の間に多様な交流がつちかわれ、紆余曲折を経ながらも、今に続くことに思いをはせてみれば、互いの多様性についての理解と配慮が、さらに深まるはずである。その積み重ねによって、人びとの関係がより親しみのあるものとなっていくのではないか。
■新・生産性立国論/デービッド・アトキンソン
・人口減少時代 ←「生産性」向上でしか補えない。
・給料を上げることが社会貢献。←適正な給料を払えるだけ稼げる商品・サービスを開発する。差別化された商品の開発。
・GDPとは、国の付加価値の総和。GDPの規模を維持する必要がある。
■決めた未来しか実現しない/本田健
・決めることが人生を動かす。何の努力をすることなく、ただ選ぶ。
・紙に書くと願望は実現しやすい。ぼんやり考えるより、はっきりイメージできた方が何倍も夢が実現しやすい。
・迷ったら、怖いものを選ぶ。
・願望達成のためには、まず意図を放つこと。そのために必要な行動を積み重ねること。
・豊かな人生の秘訣は「ただ与える」こと。誰かに何かを与えると、必ず自分に(倍になって)返ってくる。
■起業1年目のお金の教科書/今井孝
・ビジネスの本質は「価値を創造すること」、「顧客を創造すること」。価値を生み出すのは自分。
・他人の10倍肉体労働は不可能。他人の10倍考えることは可能。
・お客様に貢献を続けるために、企業は利益を出す必要がある。しっかり価値を説明して、しっかり利益をいただく。
■チームワークは奇跡を起こす。/中昌子
・プロ意識とは、顧客に喜んでもらうためにどうするか、考えること、工夫すること。
・自分の意見を言える、風通しの良い職場づくり。
・まずは自分から、相手に思いやりのある行動をする。相手が喜ぶために、何をすればいいのか?
・チームワークとは、他者に関心を持つこと。
■「慕われる」リーダーになれる本/足立裕志
・仕事を通じて、働く人を生かす。
・部下の話を聞くのは上司の仕事。
・人を雇うためにはコストが必要。
・もっと相手のことを知り、信頼関係を築こうと努力する。積極的にコミットする。