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うどんメモ【太昌うどん】
西鉄久留米駅から、車でもけっこうな時間がかかる(20分以上)。八女郡広川町の太昌うどん。
いわゆる筑後うどんの範疇に入るのでしょうね。といっても、ほとんど経験値のない私ではありますが…。
打合せでお世話になった、K製麺のM島次長のご案内で連れてきていただいたこの店。
12時ちょっと前に到着したので待ち無しで入れましたが、すぐに満席。大人気店なんですね。
ごぼう天うどん
九州へ来たら、とうぜんごぼう天うどん一択でしょう。うどんのお供にいなりも一つ。
九州のうどん。イメージとしては、「やわらかい」うどんって感じかなぁ?その程度の認識しかなかったんです。
どんなうどんなんだろ?
着席して7~8分待つ。ちょっと待たされるってことは、茹でたてのうどんが食べられるってことだよな。ワクワク。
ん?ややや!!!これはちょっとすごいぞ。
一言でいうと餅!細長いもち!モチモチしてるとかいう表現ではまどろっこしいほど、そのまんまのモチ!
ムニーン、ビヨーン。伸びがすごい。粘りと弾力(粘弾性)があるっていうのは、こういうことを言うのかも。
なんなんだ。今までに食べたことがないですね。これは気に入ったぞ。
ごぼうは、柔らかく煮てあって、しっかり味がついています。衣が汁を吸ってふやけた感じがまた良い。
つゆは鰹と昆布かな?すっきりしていて、飲み干せちゃうタイプですね。
ごぼ天の衣の油が染み出して、まったりといいコクが出ています。これがいいんだろうな。
意外だったのは、一味とともに卓上に置かれていた柚子胡椒。九州では、うどんに柚子胡椒は一般的なんだそうです。
味変に出汁に柚子胡椒を溶かしてみると、うん、いい。味が変わる。これはウマい。これはちょっとカルチャーショックでした。
ほんといい経験ができました。地元の人に教えてもらわなかったら、なかなか来られないお店ですからね。マジで美味かった。感動です。
M島さん、ご案内いただいて、ありがとうございました。感謝。
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