【11月某日】
AKB48グループ劇場公演観覧　33回目
NMB48劇場　チームBⅡ　逆上がり公演

出演メンバー
井尻晏菜・磯佳奈江・植田碧麗・大段舞依・門脇佳奈子・上枝恵美加・川上千尋・木下春奈・日下このみ・黒川葉月・渋谷凪咲・内木志・林萌々香・松岡知穂・薮下柊・渡辺美優紀
冒頭、メンバー全員による詩の暗唱から始まる。『汚れっちまった悲しみに』。中原中也ですね。
中原中也といえば…。
ちょっと、昔の話をします。
1987年の夏、『夕やけニャンニャン』の最終回で、大竹まこと氏が中原中也の『別離』という詩を朗読しました。なぜ大竹さんがその詩を読んだのか、今となってはわかりませんが（はなむけの言葉だったのでしょう）、その一語一語が、ぽっかり穴の空いた自分の心に沁みわたりました。遠い夏の日…。夕ニャン、おニャン子クラブ、自分の中では永遠。
（NMBとは、まったく関係ありません。）
そう、その中原中也から、一曲目「掌」への入り方がちょっとツボに入って、泣きそうになりました。感動しますね、これ。
さて、以下、アンケートの回答から。
1)本日の公演は？…良かった
2)ダンスが良かったメンバーは？…内木志…「エンドロール」の印象が強烈に残りました。上手いし、センスを感じる。
3)MCが良かったメンバーは？…当然、日下このみ。この人の頭の中はどうなってるんだろ？根っからの“芸人”。
4)MVPは？…渡辺美優紀…みるきーは、すべてが“柔らかい”。表情も、動きも。ひとつひとつが丁寧で、指の先にまで表情がある。別格の存在感
渋谷凪咲…圧巻は、「虫のバラード」。凪咲が、こんなに歌が上手いとは思わなかった。表情も豊かだし華がある。どんなタイプの曲でも、この人には目を奪われます。
木下春奈…アンコールでセンターを務めた「Must Be Now」。クールな曲をやらせたらピカイチ。本人も好きなんだろうな、こういう曲。
門脇佳奈子・上枝恵美加…二人とも、安定感がありますね。安心して観ていられる。こういう人たちの存在は、劇場公演に必ず必要。
松岡知穂…この人は、独特のほんわかした雰囲気がある。研究生の頃から変わりませんね。