だいぶ遅くなりましたが、今年の『Documentary of AKB48/The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』を観てきたので、印象に残ったメンバーを中心に、サラッと感想を。
西山怜那…映画の冒頭、西山が青森から上京する場面。彼女は劇場公演を観ても、緊張からか表情も動きもまだまだ『固い』けど、チームAからドラフトされたってことは、何か“持ってる”ものがあるはず。期待してます。
内山奈月…なぁちゃんの『最近、ワクワクしなくなった』という悩みに対して、『デヴューした頃は勢いだけでキラキラしてたけど、今、ワクワク、キラキラできるかどうかは、自分の実力次第だよ』と答えていたなっきー。すごい洞察力だな。やっぱこの子は違うわ。
若いメンバーが増えて、たかみなや小嶋陽菜が、どうしても居づらくなってる状況もリアルに捉えていましたね。こじはるも一生懸命歩み寄ろうとしてるんだけど、若い子たちに『こっちおいでよー』って誘っても、誰も近づけない…。そりゃわかるけどね。だって小嶋陽菜だもん。
でもどういうわけか、中学生の若いメンバーからも慕われて、なつかれてるのは、大島優子であり、峯岸みなみなんだよね。この二人は、もう異次元の人格の持ち主というか、別格の存在なのがよくわかります、見てて。
岩田華怜。今回の組閣で一番悩んだメンバーの一人がかれんだと思います。SKEへの移籍が発表されても、家庭の事情であきらめざるを得なかったのは…、ほんとつらかったよね。
対照的に、佐藤すみれのポジティブで前向きな姿勢は、見てて気持ちいいです。余計に好きになったわ。
高島祐利奈が過呼吸になるぐらいに泣き崩れていたのも印象的でした。中・高校生のメンバーには、転居・転校を必要とする移籍は、やっぱ酷だよなぁ。
総選挙では、舞台裏でこじまこの悔しがる姿が印象的でした。悔しいっていうのは、決してネガティブな感情ではないと思う。その気持ちをバネにして、頑張れ!
そして、今回の映画のハイライトともいうべき、国立2日目。豪雨と強風で、誰もが『やらない』とわかっていたはずの当日。降りしきる雨の中、リハーサルを続ける大島優子。
優子渾身の『泣きながら微笑んで』。そして、井上ヨシマサの魂のピアノ。二人の絆、AKBが築いてきた歴史。言葉はなくても、映像がすべてを物語ってました。
大きな柱である大島優子が卒業し、ああいう事件もあった後で、メンバーも、運営も、ファンも、今はとにかく前だけを向いて進むしかないんだなという思いを強く持ちました。
先月のAKB48 Documentary of AKB48
投稿日: